『瞑想』で感情の波が
無くなるんですか？？？
もちろん『瞑想』で
無くなること“も”あります。
しかし、これは、
そもそもの捉え方が違います。
感情の波はあるのが
悪いわけではありません。
あるのが当たり前ことですし、
あるのが自然な姿なんですね。
無くそうとするからこそ、
苦しみが生まれるんです。
無くそうとしなくても
いいんですね。
感情には波があるのが
自然な姿なのですから。
いろいろな人から
いろいろなお話を
聞きますけれども、
多くの場合は、
私は、それって・・・
無理やりポジティブ思考に
捉えようとしていて、
本当は苦しくないのかなぁ・・・
なんて思っちゃいます。
無くそうとしないし、
あったって全然いいんだから、
とっても心が軽いんですよね。
いやいや、
そうは言うけれども・・・
感情の波のおかげで
今すごく苦しいんですよ。
何とかしたいんです。
そんな声が
聞こえてきそうですね・・・
確かにそれが正直な
心の叫びだと思うんです。
では、どうしたら
いいんでしょうかね・・・？
『瞑想』で感情の波が
無くなるのではなくて、
感情に翻弄されなくなるのであり、
感情に右往左往されないように
なっていくんです。
『瞑想』というのは、
感情の波や感情そのものを
無くそうとするような方向の
ものではありません。
『瞑想』の作用や効果によって、
感情の波が消えること“も”
もちろん、ありますけれども、
それが全てではないんです。
今日は、そうした、
『瞑想』の作用や効果ではない
とても大切な捉え方のお話をします。
『瞑想』で感情の波が
無くなることもありますが、
無くならないこともあります。
そもそも、
無くす必要なんて
ないものなんですから、
無くならなかったとしても、
なんの問題もありません。
あって当たり前のもの、
あって自然なものなんだ。
『瞑想』が目指しているのは、
このように受け取って
いけるようになることです。
さらには、
感情に翻弄されたっていい。
時には、
右往左往してしまってもいい。
そうした自分の姿に
よく気づいて、
よく知っていくこと。
ここが
とても重要です！
そうしていくことで、
感情の波が感情の波では
無くなっていくんです。
ここはちょっと、
わかりづらいかもしれませんが・・・
問題なのは、
自分自身の状態を
全く把握していなかったり、
全く『気づき』が
なかったりする状態です。
『気づき』が全くないからこそ、
ひどく落ち込んだままだったり、
いつまでも引きずったままだったり、
精神的に不安定な
状態へと陥ってしまって、
いつまでも抜け出す
ことができない状態こそが
大問題なんです。
『気づき』を重ねていくことで、
こだわりやとらわれの心、
“思い込み”などから少しずつ
抜け出していくことができるんです。
自分で自覚していないのでは、
どうしようもありません。
もうひとつ、
つけ加えておきたいことがあります。
人生は苦楽が
あるから楽しいんだとか、
人生には喜怒哀楽が
あるから素晴らしいんだ
とかいった捉え方があります。
それはそれでいいです。
否定はしません。
しかし、こうした捉え方も
時には自分を苦しめることが
ありますので要注意です。
そもそも楽しいとか
素晴らしいとかは、
個人の価値基準です。
楽しいも素晴らしいも
個人的価値での受け取り方です。
つまり、それらは、
ポジティブ思考のひとつです。
できる人もいれば、
できない人もいます。
できないのに強引に納得させる
必要なんてどこにもないんです。
楽しいとか素晴らしいに
拘り過ぎてしまう人は、
反対に苦しいとか
不幸だとかいう感情にも
深く陥ってしまいやすい
傾向がありますから、
少し注意が必要です。
そもそも、『瞑想』は、
そのように捉えるのではなくて、
苦楽や喜怒哀楽は、
あって当たり前のものです。
普通のことで
自然なことなんです。
『瞑想』で感情の波が
無くなるといっているのは、
無くそうとしないから
問題ではなくなる・・・
だから、
“無くなる”なんです。
自然であること
なんですよね。
問題にしないから、
問題ではないんです。
いかがですか？
あなたは、
自然なあり方で
毎日を過ごしていますか？
もし、まだ、
そうじゃないとしたら、
捉え方を変えてみてください。
あなたの心は『瞑想』で
軽くしなやかになるはずですよ。
『瞑想』の実践と心の学びを
毎日・朝7：00に配信しています。
【メルマガ】『おだやか瞑想』
https://17auto.biz/itoumasakazu/registp/entryform9.htm
※購読無料。いつでも購読解除できます。
【LINE公式】（ID検索：@697jzike）
※講座等の開催情報を発信しています。
《私の理念&使命》
微笑みの国・タイで学んだ仏教の生き方と
正統な仏教の『瞑想』を人生の基盤として、
私たちがより明るくて、よりおだやかに
生きるための確かな道を伝えていくことです
個人の心のおだやかさは、
社会全体の心のおだやかさです
不安・恐れ・迷い・怒り・・・でも安心！
『瞑想』で意識の向け方を変えて心が楽になる
本当の安らぎと喜びに満ちた生き方へと変わる
『おだやか瞑想』