せっかく『瞑想』に
取り組んでいるのに
ただなんとなく
実践している人が多すぎて、
とても残念です。
今日は、『瞑想』していたり、
気づいているつもりなのに
なぜ『瞑想』の効果を感じられずに
なんとなくで終わってしまうのか？
この点について
触れていきます。
『瞑想』を
実践しているのに
効果も変化も何も
感じられないのは、
あなたの実践に
大きく次の2点のことが
欠けている可能性が
考えられます。
【1】
そのように実践することの意味と
それによってどんな変化（効果）が
もたらされるのかがわかっていない。
あらかじめ理解を
深めておくと良いです。
その一例を
挙げておきます。
『気づき』について、
いろいろなところで
目にする機会も多く、
なんとなくな感じで
知っている人は多いです。
ところが、
実践となると、
はっきりとわからない人が
圧倒的に多いです。
『気づき』自体が
何なのかがわからない人。
気づいたけれども、
それでどうするのか？と
その意味がわからない人。
どんな意味があって、
どんなことへとつながるのかが
わからない人。
その例を
あげたらキリがないですが、
ひとことで言えば、
なぜそうするのかが
わかっていないんです。
『気づき』という
言葉そのものが
とても抽象的なものですから
仕方がないのかもしれません。
今、自分がなにを
しているのかなんて、
もちろんみんな
知っていると思います。
でも、いつの間にか
感情や思考の中へと
巻き込まれていますよね。
それでは、
気づいているとは
いえません。
なぜ、それが
『気づき』には
ならないのか・・・？
それは、
ただ受動的（受け身的）に
感じているだけの状態と
能動的に注意を向けて
観察している状態なのかの
違いです。
『気づき』とは、
よく知っている状態、
注意深くある状態で、
注意が高まっている
状態のことです。
ただそのままを
観察していくことで、
慣れてこれば自分にとって
嫌な感情とも同居していくことが
できるようになります。
【2】
“『瞑想』している時間”以外
『瞑想』していない。
これは、初心者というよりも、
すでに実践を続けている方や
ある程度『瞑想』に慣れた方に
たくさん見られる傾向があります。
『瞑想』時間と
それ以外の時間とに
スパンと真っ二つに
分かれてしまっていて、
『瞑想』と実生活とが
別々になってしまっている。
それでは、
『瞑想』と実生活とが
全くの別物になってしまって、
単に非日常を
体験しているだけの
状態になってしまっています。
自己満足だったり、
現実逃避だったりします。
それではいけません。
確かに、集中をして
『瞑想』に取り組めば、
達成感や充実感は
得られると思います。
ところが、
そんな心地よい状態から
醒めてしまえば元通りの
自分です。
毎回、ここでお伝え
していることですが、
『気づきの瞑想』
は実生活上のあらゆることを
気づきの“きっかけ”に
していくことができます。
小さな気づきを
何度も重ねていくことを
おすすめしています。
小さな気づきなんて
意味がないように感じますが、
このような
たとえ話があります。
一粒のゴマには
ほんの少しの油分しか
含まれていませんが、
たくさん集めることで
油を得ることができる。
『気づき』も
このたとえ話と同じです。
ある一時だけ集中的に実践しても、
それを実生活へと広げていかないと
意味は薄いです。
忘れずにちょこちょこと
絶えず気づいていって、
小さな『気づき』を
たくさん集めていくのです。
それを何度も
実践していきます。
いかがでしょうか？
なぜ『瞑想』の効果が
感じらなかったのかの
理由がわかりましたか？
改善していくヒントを
得ることができましたか？
これで、
きっとあなたも
『気づきの瞑想』
の大きな効果を感じて
いただけるはずです。
がむしゃらに頑張るのではなくて、
力を抜いても結果を出していける
ようになるはずです。
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《私の理念と使命》
微笑みの国タイで学んだ仏教の生き方と
正統な仏教の瞑想を人生の基盤として、
私たちがより明るくて、
よりおだやかに生きていくための
確かな道を広く伝えていくことです
個人の心のおだやかさは、
社会全体の心のおだやかさです
タイ伝統のシンプルな気づきの瞑想で
心豊かに“今”を生きる力が育つ！
答えがわかると
グンと生きやすくなる！