今日は、
どのようにしたら、
『気づき』を
はたらかせていけるのか？
どのようにしたら、
『気づき』を
保っていけるのか？
についてお話ししますね。
『気づき』は、
ある特定の時だけ
できていればいい、
坐って『瞑想』している時だけ
できていればそれでいい、
というものではありません。
24時間365日ずっと保って
いないといけないものです。
・・・というのが
理想ではありますけれども、
現実問題として、
社会生活を送りながらですと、
なかなか難しいでしょう。
私は、タイの修行寺から
日本の実社会へと戻った時に
痛烈に感じました。
これは、
できない！
無理だ！！
今まで積み重ねてきたことが
瞬時にして崩れ去りました。
本当に愕然としましたね。
私には、このような
体験がありますから、
現実問題として
実社会の中でできるのか
できないのかを重視しています。
また、実践可能な範囲を
前提として講座を組んでいます。
できないからといって、
やらなくたっていい
というものでもありません。
ですから、私は、
『気づき』を保っていくことは、
とても大切なことですけれども、
『気づき』の機会を
増やしていく方向で考えていく
ことをおすすめしています。
それならば、
より現実的ですし、
無理なく実践できて、
実生活に定着させて
いくことができます。
ですから、
わかりやすく、
スポット・スポットでの
気づきを推奨しています。
機会があるごとに
『気づき』を向けていく、
というものです。
ふと立ち止まった時、
仕事中や作業中のふとした瞬間、
休憩時間、スキマ時間、
ホッと一息ついた瞬間、などなど・・・
そうした『気づき』を
何度も機会があるごとに
実践していくんです。
『気づき』を育てていく
ことへと繋がる
ばかりではありません。
心がモヤモヤしていたり、
心が沈んでいたり、
落ち着かなかったり、
感情的だったり・・・
さまざまな心の状態に対する
対症療法としても非常に
大きな効果を発揮します。
『瞑想』は、
坐っている時だけが
『瞑想』なのではありません。
いつでも、どこででも
『気づき』を育てていくことを
忘れてはいけません。
生活の中でほんの小さな
『気づき』の機会をたくさん持つ。
スポット・スポットで気づいていく。
このようにして、
日常生活の中で
『気づき』の機会を
できる限りたくさん持って、
増やしていってください。
たったこれだけで
あなたの生活は大きく
変わってくるはずです。
特に対症療法としての
効果は絶大で心のモヤモヤが
現れてくるごとに
『気づく』
ようにしてください。
綺麗さっぱり取り去る
ことができるはずです。
『瞑想』は、
一日一日の単位で見れば
何も変り映えしない
かもしれませんけれども、
長い目で見れば、
ものすごく大きな変化と
安定をもたらしてくれます。
数ヵ月後、数年後に
振り返ってみてください。
驚くくらい
変わっているはずですよ。
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《私の理念&使命》
微笑みの国・タイで学んだ仏教の生き方と
正統な仏教の『瞑想』を人生の基盤として、
私たちがより明るくて、よりおだやかに
生きるための確かな道を伝えていくことです
個人の心のおだやかさは、
社会全体の心のおだやかさです
不安・恐れ・迷い・怒り・・・でも安心！
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