なぜ『心』を細かく
観察しないといけないのでしょうか？
それは、心というものは、
放っておくと散漫になって、
暴走してしまうというのが、
その基本的な性質だからです。
放っておけば『妄想』や
『空想』でいっぱいになって、
さらに膨らんで巨大な
『妄想』へと発展していきます。
すると、一体、
どうなってしまうのでしょうか・・・
◆自分で苦しみを作っている◆
このような性質を持っている
私の『心』とどのように
お付き合いをしていくのか？
ここがみんなの
関心の的であるとても
大きな問題なんです。
『悩み』だと
いわれているものの多くは、
『私』の自分勝手な
『妄想』や『想像』から
生じているものがほとんどです。
私自身の“認識”が
『悩み』
へと仕立て上げて
しまっていることばかりなんです。
平たく表現をすると、
自分を苦しめているのは、
なんと自分自身の
『妄想』であり、
『想像』であり、
『イマジネーション』
でしかないということです。
◆冷静になること◆
このように、
『心』というものと
よく落ち着いて触れてみると、
私たちの普段の生活のほとんどは、
『妄想』で出来上がっている
といっても過言ではないことが
よくわかるかと思います。
それはそれで
いいんですね。
わかってつき合って
いけばいいんです。
問題なのは、
過度に『妄想』の中へと
入り過ぎてしまった時です。
『妄想』の泥沼から
抜け出すためには、
『事実』と『妄想』とを
意識して区別していく
必要があります。
『事実』と『妄想』って、
何のことを言っているの？
このように
思われたかもしれません。
当然です。
多くの人にとって、
今まで気にも留めたことが
ないことがらだからです。
ですから、なかなか
簡単な作業ではありません。
『事実』を“事実”として
しっかりと認識していくことで、
『妄想』という私の『想像』の
中へと巻き込まれなくなります。
そのための心のトレーニングが
『気づき』であり『瞑想』なんです。
◆よりおだやかなほうを選ぶ◆
できるだけたくさん
『気づき』の機会を
設けていくことが、
より安らかでおだやかに
過ごしていくための
第一歩でありコツだといえます。
ここでは、
難しいことには触れません。
あなたが
よりおだやかになることを
選んで行動していってください
とだけお伝えしておきます。
二者択一で考えて、
自分の心がよりおだやかになる方を
選んでいくということです。
すると、
無理をすることが
無くなっていくはずです。
同時に、
自身の『心』へと注意を
向けていってください。
そして、
自身の中で何が起こっているのかに
気づいてよく知っていってください。
よく観察して、
洞察していってください。
まずは、
『気づき』があることで、
どれだけ大きく心が変容するのか？
ということを理解してください。
『気づき』の有無は、
本当に大きいものです。
『気づき』とともに
あるからこそ誰もが
心地よい生き方を選択して、
より安らかでおだやかな
方向へとシフトしていく
ことができるのです。
『瞑想』というのは、
何も特別なことをやるという
わけじゃないんです。
『瞑想』を特別なもので、
スゴイものにしているのは、
この『私』自身なんです。
じゃあ、どのように
特別なものではないのか？
そこがよくわからないという方は、
ぜひとも講座へお越しください。
シンプルかつ明快で、
しかも深みのある『瞑想』の
教えに触れてください。
必ず何かしらの
きっかけを得ることができて、
必ず何かしらのヒントを
つかむことができるはずです。
今日のこの記事が
少しでもあなたの心の豊かさの
お役に立つことができましたら
とても嬉しく思います。
いつもあなたが
明るくて幸せであることを
願っています。
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《私の理念&使命》
微笑みの国・タイで学んだ仏教の生き方と
正統な仏教の『瞑想』を人生の基盤として、
私たちがより明るくて、よりおだやかに
生きるための確かな道を伝えていくことです
個人の心のおだやかさは、
社会全体の心のおだやかさです
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