私は、タイにある森の修行寺で
『瞑想』を学ばせていただきました。
森の修行寺のことを
『森林僧院』
と呼ぶこともあります。
私が学んだ森のお寺では、
日々の生活のなかで
『気づき』を保ちながら、
ごく自然なかたちで
『気づき』を高めていく
ということを重視します。
私は、
このようなスタイルこそが
日本の実生活の中で存分に
『気づき』を活かしていける
実践的なスタイルだと感じています。
以前から森のお寺での
生活や体験にとても大きな
衝撃を受けたということを
書いてきました。
長くこのブログをお読み
いただいている方にとっては、
お馴染みの話題かもしれませんね。
どこのどういったことに
衝撃を受けたのでしょうか・・・
その一端をほんの少しでも
お伝えできればと思い、
日々、筆を執ってます。
（いいえ、日々、
キーボードをたたいています
・・・ですね・笑。）
森での学び、すなわち、
森林僧院で親しくご指導いただいた
先生方からの教えの数々は、
必ず私の生活だけではなく、
私たちの日常生活のなかで
存分に活かせるものであると
確信しています。
同時に、私たちの実生活を
善き方向へと導いていけると
確信を持っています。
今日は、
そんな数ある森の教えの中から
ひとつ選んでお伝えいたします。
私たちは、いつも自分自身と
激しく“喧嘩”をしています。
だから、
いつも苦しんでいるのです。
大変唐突な言葉で驚かれた
のではないかと思います。
実は、これが、
私たちの姿なんです。
さて、
どんな喧嘩なのでしょうか？
それは、
自分と自分との喧嘩です。
私たちは、いつも、
自身で勝手に思い描いている
自分の『理想』があります。
その『理想』との
食い違いを感じることで、
これまた自分で勝手に
苦しみを抱えてしまっています。
あなたにも
思い当たる節が
ありませんか？
ありますよね？
私にはあります。
良い悪いの判断をせずに、
思ったことや感じたことを
そのまま受け取っていけば
いいんです。
その訓練となるのが
『気づき』
を重ねていくことですね。
しかし、
それがなかなかできない・・・
だから、
苦しくなってしまう・・・
ものごとに良い悪いの
判断を加えていかない在り方を
学んで身につけていく実践が
『瞑想』なんです。
私たちはみんな
自分のフィルターをかけて
見てしまうんですね。
ところが、
そのフィルターをかけて見ている
ということ自体がわからないんです。
でもね、実は、
そうした姿自体が、
ごく自然なことなのですから、
そうした姿そのものを
知っていけばいいんです。
晴れの日もあれば、
雨の日もある。
風も吹けば、
曇りの日もある。
こうした風景にどこか
おかしなところってありますか？
当たり前のこと過ぎて
全く観ることができないんです。
それらは、
ごくごく自然なことですし、
ごくごく当たり前の風景ですよね。
そのままの姿を
受け取っているはずですよね。
私自身の心も
また同じなんです。
ダメだなと感じたのであれば、
ダメだなと感じた自身の姿を
知ればいいんです。
そのままの自分の姿を
知っていけばいいんです。
いかがでしょうか？
自分自身との“喧嘩”は、
無くなりましたか？
私が開催している講座では、
『瞑想』を身につけるとともに、
そうした自分自身との
“喧嘩”を無くしていきます。
ごく普通のことがらや
ごく自然な流れに対して
逆らわないということ。
それは、そのまま
“苦しまない”
ということを意味します。
ごく自然なこととして
受け取っていくのが森林僧院で
学んだ実践スタイルであり、
それはそのまま
現代社会を軽やかに
生き抜いていくあり方であると、
私は確信しています。
ぜひ、あなたもそんな
『瞑想』の実践スタイルを
取り入れた生活を送りませんか？
私の全精力をかけて
タイの森林僧院で学んできたことを
ともにわかち合っていくことが
できればとても嬉しく思います。
ともにわかち合い、
明るくておだやかな生き方を
受け取っていただければ幸いです。
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《私の理念&使命》
微笑みの国・タイで学んだ仏教の生き方と
正統な仏教の『瞑想』を人生の基盤として、
私たちがより明るくて、よりおだやかに
生きるための確かな道を伝えていくことです
個人の心のおだやかさは、
社会全体の心のおだやかさです
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