今日は、
私が悩んできたことを
ここでお話しします。
どれだけ長く『瞑想』を
実践し続けてきても、
自分が思った通りに
進まないことがあります。
『気づき』『気づき』・・・と、
言ってはいますけれども、
スムーズに『気づき』を
向けていけないこともあります。
そこは生身の人間ですので、
スランプに陥ったり、
調子が狂って
しまうこともあります。
生身の人間だとは言え、
それは私の能力不足だろうと
凹んでしまうこともあります。
たとえ、
そのような状態であっても、
そのような状態であること
“そのものへと”
『気づき』を注いでいくというのが
ここでお伝えしている『瞑想』です。
『瞑想』というのは、
上手くいかなくて落ち込んでいたり、
さまざまな感情が湧き起こって
来ていること自体へと『気づき』を
向けていくことなんだと
重々わかってはいるんですよね。
自身の観察そっちのけで
落ち込んでいること自体が
我を忘れてしまっている状態なんです。
ところが、
そうは言っても、
思った通りには
なかなかうまくいかない・・・
感情は一筋縄では
いかないものなんです・・・
そうなると、さらに、
気持ちは落ち込んでしまいます。
このようなことは、
私にだってよくありましたし、
今でももちろんよくあります。
私だけではなくて、
普通に誰にでもあることです。
わかってはいるけれども、
そうした状況に直面すれば、
嫌にもなってきますし、
自己嫌悪や自己否定へと
陥ってしまうものです。
『瞑想』が進まないどころか、
後退しているようにも思えてきて、
『瞑想』が嫌になって、
やめてしまおうかと
思ったことさえあります。
でも、今日まで、
このようにして『瞑想』を
続けてくることができています。
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『瞑想』とは、
自分の思い通りにならない、
どうにもならない状況と
どのように付き合って、
どのように対処していくかの
力を身につけていくことである
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落ち込みの感情や
戸惑いの感情を
払拭できたのは、
この点に思いを向けていく
ことができたからです。
実は・・・
自分の思い通りにならない状況と
どのようにつき合っていって、
どのように対応していくのかという、
『瞑想』の
テーマそのままだったんだ
ということに気がつくことが
できたからなんです。
私がタイでお世話になった
『瞑想』の先生から何度も何度も
教えられてきたことがあります。
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『瞑想』とは、
自分の思い通りにはならないのだという
厳然たる事実を真正面から
観ていくことであり、知っていくことです
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すべてのことは、
自分の思い通りには
ならないんだという事実を
今、ここで
見せられているんだ。
思い通りにはならない中を
私たちは力強く生きて
いかなければならないんだ。
思い通りにはならない中を
私はどのように対処して、
私はどのように生きていくのか？
今、まさに、そこを
問われているわけなんです。
講座へ来てくださる方々も
私とまったく同じところで
つまずかれる方は多いです。
どれだけ思い通りに
事が進んだとしても、
どれだけ思い通りに
目標を達成することが
できたとしても、
どれだけ思い通りに
成功をつかみ続けることが
できたとしても、
必ず自分の思い通りには
ならない現実と向き合わないと
いけない瞬間に出会います。
必ず出会います。
絶対に出会います。
日常的に
上手くいかない時との
向き合い方を磨いて
おかないといけません。
どう向き合い、
どう捉えていくことが
自分をより善き方向へと
向かわせる対処なのか？
この点をよく問いかけて
いかなければならないんです。
突然、
どうにもならない状況に
直面することがあったとしても、
上手く対処していくことが
できるようになるはずです。
もしかすると、
この後、すぐにそんな瞬間と
遭遇するかもしれません。
今、私は、
何をするのか？なんですよね。
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《私の理念&使命》
微笑みの国・タイで学んだ仏教の生き方と
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生きるための確かな道を伝えていくことです
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