新・タイ佛教修学記

落ち込んだ時や凹んだ時にやるべきこと

2020年8月16日

 

凹んだ時や落ち込んだ時、あなたならどうしますか?

 

 

そのまま凹み続けますか?

 

嫌な気持ちを抱え込んだまま、ずっと耐え抜きますか?

 

 

そのような時ほど、まずは、瞑想を実践していただくことをおススメさせていただきたいと思います。

 

いや、むしろ、実践するべきです。

 

 

今、自身が感じている感情をよく知り、しっかりと観察していくことで、それらは単なる自身の想像の世界であり、妄想の世界であって、落ち込むに値しないことだと気がつくこともあります。

 

あるいは、客観的に観ていくことで、より適切な対処方法を選択することができることもあるかもしれません。

 

 

瞑想を実践していくことで、ものごとの見方を変える、さらに正確に言うならば、ありのままを正しく観ていくことができるようになります。

 

 

しかしながら、それは、すぐにそうした“心”ができるわけではありません。

 

瞑想を実践していくなかで、少しずつ、少しずつ、心が善き方向へと変化していくものです。

 

心のトレーニングでもあるわけですから、日々、実践を継続し、積み重ねていくことが大切です。

 

 

ここでは、凹んだ時や落ち込んだ時などに、瞑想実践の他に“今すぐ”対応できる方法をご提案させていただきます。

 

 

 

落ち込んだ時や凹んだ時、あるいは悩み事や相談事がある時には、とにかく誰かに話しましょう。

 

一人で頭の中だけで考えていると、ただただ悶々とするだけです。

 

実際に声に出して、言葉にして、できるだけ他人にもわかるような形にして話すことが大切です。

 

 

・・・どうして、そのようなことが大切なのでしょうか?

 

以下にその理由を挙げてみます。

 

 

〇他者に自分の気持ちを話すことで、とにかく気持ちがスッキリとします。

 

〇他者に自分の気持ちを伝えることで、自分自身の中で“モヤモヤ”としていた悩み事や考え事が整理されます。

 

〇心の“モヤモヤ”を具体的な言葉にすることで、自分自身も理解できる形になります。

そして、より客観的な見方や判断ができるようになります。

 

〇他者にわかるように話すことは、自分自身に対してわかるように話すことと同じです。

自分は一体何がしたかったのかということを確認すると同時に、自分自身の気持ちそのものを整理することができます。

その結果、より冷静になり、落ち着くことができて、問題解決への糸口が見つかります。

 

〇自分の声に出して、自分の言葉にするということは、自分自身の耳でも聞いているということです。

自身で自分の話した言葉を聞くことで、改めて自分の中の「思い」を確認することができます。

事の良し悪しには関係なく、改めて自身の正直な気持ちを知ることができます。

 

〇他者に話すことで、場合によっては、思いもよらなかった良きアドバイスや自分では気づき得なかった視点を教えてもらうこともできます。

 

 

落ち込んだ時や凹んだ時にやるべきこと・・・今すぐにできる心の整理の仕方や気持ちの切り替え方のちょっとしたコツをお伝えしました。

 

 

客観的に自分自身を知ることや、「良い」「悪い」の評価を与えずに、ものごとを観ていくということは、とても大切なことです。

 

瞑想は、その手助けとなります。

 

 

ちょっとした気持ちの切り替えや視点の切り替えで、ものごとのとらえ方は大きく変わってきます。

 

ものごとのとらえ方が大きく変わってくるということは、人生が大きく変わってくるということです。

 

 

善き考え方の習慣を身に付けて、心おだやかに生きていきたいものです。

 

 

(『落ち込んだ時や凹んだ時にやるべきこと』)

 

 

タイで“瞑想”修行

日本で“迷走”修行

 

タイの森のお寺で3年間出家

“瞑想”から“迷走” そして“瞑想”へ

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