新・タイ佛教修学記

瞑想の効果に気づきやすくなるコツ

 

瞑想の効果を全く感じることができません!

 

瞑想の効果なんて本当にあるんですか?

 

 

・・・このようなお声をよく聞きます。

 

よくある声ではあるのですが、そもそも瞑想とは、“効果”を得ることを目的とするものではありません。

 

ですから、あまりにも瞑想の効果を強調し過ぎてしまうと間違いの元となってしまいます。

 

 

とはいえ、瞑想に取り組むからには、何かしらの成果なり、変化なり、いわゆる“効果”を得たいと思うものです。

 

そうした効果を感じることで、継続していくための“やる気”にもなりますから、いい面もあるということが言えます。

 

 

実は、私も、以前は同じく効果が全く感じられずに悩んだ経験がありますので、そのお気持ちがよくわかります。

 

あまりに何も変化が感じられないものですから、瞑想など実践したところで、意味がないだろうと思ったことすらある程です。

 

 

瞑想の効果が全く感じられないのは、あまりにも瞑想への期待が高かったり、効果を求め過ぎていたりすることが考えられます。

 

思いが強すぎると、かえって瞑想の効果が感じ取りにくくなってしまうことがあります。

 

あるいは、極端な変化や劇的な変化ばかりを求めていたりすと、小さな変化が見えなくなってしまうことがあります。

 

 

そのような方々におすすめさせていただきたいのは、どのようなことでも構わないので、ごく小さな変化を探すようにしたり、感じるように努めるということです。

 

小さな「変わったところ」を探そうとすることで、頭が自然に「変わったところ」を探そうとするようになり、見ようとするようになってきます。

 

すると、「変わったところ」が目につきやすくなり、変化に気づきやすくなります。

 

つまり、“見ようとする”ということです。

 

どんなに小さな変化であっても変化は変化です。

 

 

今まで全く気にも止めていなかったことであっても、必ず変わった点があります。

 

必ず、日々、多くの気づきを得ているはずなのです。

 

 

瞑想を継続することで、体感はないかもしれませんが、必ず心は変化しています。

 

また、小さなことであっても積み重ねていけば、いつの日にか必ず善き方向へと大きく変化を遂げているはずです。

 

 

効果が感じられなかったのは、実は、見ようとしていなかっただけなのかもしれません。

 

一度、小さな変化を意識して探すようにしてみてください。

 

必ずなんらかの変化があるはずです。

 

 

もしかすると、自分が求めていた変化や効果とは違う変化だったかもしれません。

 

その気づきから、また新たな成長があるかもしれません。

 

 

ぜひ、よく感じながら生活をしてみてください。

 

それもまた自己の観察につながるものです。

 

そのようにすれば、瞑想を楽しんで実践していくことができるのではないでしょうか。

 

 

 

(『瞑想の効果に気づきやすくなるコツ』)

 

 

 

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